地方シェアリングシティ作り「SHARE BASE 鯖江」3ヶ月目の活動レポート

シェアエコで地域創生

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関連記事②:地方シェアリングシティ作りに向いているサービス10選
関連記事③:地方創生の失敗事例をシェアリングシティ作りに活かす6つのポイント
関連記事④:地方シェアリングシティ作りの初期・中期・長期戦略

地方シェアリングシティ作りの為のオンラインサロン「SHARE BASE鯖江」の3ヶ月目の活動レポートです。

このブログを元にフェイスブックで福井県の参加メンバーを募集して、現在メンバーが17名(内3名が外部顧問)。

今の参加者を初期メンバーとして、ルール作りを固めていきます。

地方こそシェアリングエコノミーの浸透が必要ですが、中々浸透させる方法が難しいというのも事実。

拡大路線していく前に、まずは熱量の高いメンバー同士で価値観を固めて行くことを優先します。

そんなSHARE BASE 鯖江 3ヶ月目の活動レポートです。

活動3ヶ月目の進捗レポート(福井県全体)

  • タイムチケット登録サービス数 24枚 → 30枚(都道府県別登録ランキング 40位 → 37位)
  • エニタイムズ登録サービス数 4枚 → 8枚
  • アズママ登録者数 21名 → 23名
  • ココナラ + 3名
  • クラウドワークス + 1名

・その他、TABICA 1名、Airbnb2名、クラファン1名利用検討中。
※12月7日時点と2月5日時点の比較。

2017年12月に第一回目のオフ会&決起会を実施

福井県鯖江市の公民館で第一回目のオフ会を実施しました。

第1回目のオフ会の内容

  • なぜ今、シェアリングシティなのか?
  • 自分のシェアリングエコノミーの体験談
  • SHARE BASE 鯖江の今後の方針について
  • 今後のシェアエコの広め方、ペイフォワードの精神について
  • 意見交換タイム

などを、語りました。

まずは、「皆ちゃんと来てくれて良かった!」というのが感想です。

そして理念・ビジョンについて割と共感して頂けているご意見も頂けて反応や雰囲気としては良い感じです。

その後、4名だけで飲み会で二次会を実施して解散。
また、一対一での個別オリエンテーションを4人ほどカフェで実施して、各々が取り組んで行く内容を固めていきました。

2018年1月に第二・三回目のオフ会&もくもく会を実施

第二回目のオフ会で話した内容


※集合時の写真撮り忘れましたが同日中に合計5名参加

  • シェアリングエコノミーを登竜門に本業収入レベルを稼ぐマーケティング方法
  • 各メンバーの特性と、それに合う副業・サービス作りのディスカッション

売るものが決まっていない人と、売るものが決まっている人で話すべきテーマが異なることを実感。
また、雑談を膨らませる中で、その人が売れる得意なサービスが見つかることも多いので、戦略的に雑談タイムもあるべきだと思いました。

第三回目のオフ会で話した内容


※午後はマックに移動にしてもくもくと作業会

  • Webサイト・ブログの育て方と集客の方法
  • ブログ上でのコピーライティングの手法

SHARE BASE 鯖江のオンライン上での活動内容について

Facebookの非公開グループを活かしたオンラインサロン形式で、以下のような活動をしています。

①自己紹介用のスレッドに16項目を投稿してもらう

普段から対面で会う職場やコミュニティの相手であれば分かるお互いの性格などを、短期間で共有して協力関係を築く為にも、自己紹介の項目を多めに用意。

性格診断ツール「エニアグラム」を活用して、どういった資質の持主なのかを全員「見える化」します。

②オンライン上での個別オリエンテーション

文字だけのやり取りだとフワッとした関係で終わってしまうことを防ぐため、
動画ツール(zoom)を活用して、60分~90分程度、話し合うことで、今後どういった方向で活動に取り組んでいくかを伝えます。

一般的なオンラインサロンだとここまでやっているところは少ないのですが、はじめに「対面」でコミュニケーションを取るのはかなり重要だと思います。

③サービス添削スレッドでお互いのコピーライティングを添削

自分ひとりで考えたコピーライティングは偏りが確実にあるので、客観的な意見をもらって売れる文章にメンバーで協力して練り直します。

初期メンバーの、コピーライティング添削スキルも上げていきます。

④月1~2回程度のシェアリングエコノミーに関するコラム配信

都内のセミナーなどで仕入れたシェアリングエコノミーの最新情報をコラム形式で配信します。

⑤月報制度で日々の活動報告を実施

同じ福井県出身のメンバーとはいえ、性別も世代も違うメンバー同士。お互いに助け合う文化を作る為に、お互いが何を「目標」にして何に「課題」を覚えて、日々何を感じているかを「見える化」する必要があります。

そこで年間目標、月間目標とその報告を書き込む用のグループを用意して、書き込んでもらいます。また、他人に目標宣言することで、自分にプレッシャーをかけて「行動力」を上げる環境を提供。
※アクティブ率が現在の課題なので、軌道修正する予定

3ヶ月間の活動内容と課題点、今後の改善策について

活動レポート

  • SHARE BASE鯖江メンバーが17名に。大学の先生、市民活動のインフルエンサーなど強力な初期メンバーを獲得。
  • オフ会を3ヶ月間で3回実施。1人当たり対面での接触回数は2回程度で関係性を構築。
  • メンバーの4割はやる事がやや明確。もう4割はまた得意な事・やれること探し中。最後の2割は参加したものの、家庭や仕事の事情で参加停止中。
  • 積極的なメンバーとは細かくやり取りしてガンガン、シェアサービス活用を進めている。
  • 「断捨離手伝います」というサービス提供していたところ、参加メンバーの主婦さんに購入頂けた。実際にサービス提供しながら、シェアエコの意義を語ると、より伝わりやすい。
  • 鯖江市役所で行政と連携できないか打ち合わせ実施。

課題点と今後の対策

  • 理系でプログラマーの方が1名途中で退会 → 理系で自作アプリ制作や大規模システム担当だとしづらいことを認識。
  • 公務員だけど興味のあるという声が多い → 街作りの為の活動ですし、シェアエコのホスト(副業)を公務員ができるようにする方法がないか検討したい。
  • 自分のサロンのルール固めが進んでいない。 → 期限を決めて早めに確定させる。
  • 活動費用の自己負担きつく、交通費・宿泊費だけでも自己負担をやめたい → 助成金などの使えるツールを検討中ですが、専門家派遣サービス「ミラサポ」などの登録条件を満たせないものもあり、厳しい状況。

今後の活動予定

  • 鯖江市役所でセミナー決定。役所との協業方法を探る。
  • 栃木県の農業のコミュニティを持っている方でシェアリングシティに興味のある方と出会い、シェアエコの拠点作りのアドバイスをする。
  • 福井の大学の地方活性化に関するゼミの一環として活動のコラボが決定。
  • 地方シェアリングシティによる地域活性化について大学の方と学会発表、及び共著で論文を書くことが決定。地方創生の再現性のある手法をまとめたい

3ヶ月間の活動結果についての感想

優秀な初期メンバーが集まっていることや、利他精神の強い人が多いことで、初期メンバー集めは上手くいったと考えています。グループ投稿のアクティブ率も高い状態を維持できています。

一方、シェアサービスの実際の活用は「第一歩目が重い」という事実を改めて実感させれました。「興味・関心ある!」と言いつつ、主体的に使うメンバーはまだ少ないです。

積極的にシェアエコサービスを使うメリットやインセンティブがしっかりしていないと利用が進まないことを感じました。この点についてはすでに改善アイデアがあるので早めに実行していきます。

シェアサービスの利用数自体はほぼ伸びていませんが、地方創生の過去の成功事例もはじめは小さく着実にはじまる事例が多いので現時点では気にしていません。まだ、大きな花火のような成果は出せませんが、着実に進めていきます。