ソーシャルアパートメント歴2年の私が語る本当のメリット&デメリット13選

シェアエコ体験記

東京へ単身移住して孤独な生活を続けて3年。そんな私がシェアハウスを調べ尽くした結果、辿り着いた答えが進化型シェアハウス「ソーシャルアパートメント」です。

シェアハウス暮らしのデメリットと思われる点はすでに克服されつつあるのをご存知でしょうか?

他人と一緒に暮らすシェアハウス、実際に住むとなると心理的ハードルの高さを感じて踏み込めない人も多いかと思います。

イベントの集合写真の印象で、「パリピ」な暮らし方というイメージを持たれている方も多いかもしれません。

しかし、イベント時の過ごし方は、実際にシェアハウスで過ごす時間の数%以下。普段の日常生活ではどんな過ごし方なのか。知られていない実態をご紹介します。

一人暮らし歴8年ですが、シェアハウスには元々抵抗がありました。上京して孤独を感じても、シェアハウスに住むという選択をするまでに、時間がかかりました。
なぜなら、シェアハウスには以下のような欠点があると思ったからです。

  • 一人だけでゆっくり過ごす時間が減る。
  • 入居者と馴染めなかったら心安らげる場所がなくなる。
  • 好きな時に水回り(キッチン・風呂・トイレ)が使えないストレスがある。

などの理由があるからです。
こうしたシェアハウスの欠点を、自分は到底受け入れることができませんでした。

しかし!
これらの欠点を全て克服したシェアハウス「ソーシャルアパートメント」の存在を知り、非常に興味を惹かれて実際に住み始めました。

結論から言うと、都市部に住んでいる独身20歳~40歳の居住スタイルとしては本当にメリットしかないくらい快適です。

そんなソーシャルアパートメント住人歴2年目の私が、日本一詳しくメリット・デメリットを紹介します。


夜0時頃の実際の写真。平日の夜20時~23時以外にラウンジにいるのは1~3人程(50人規模の物件の場合)

一般的なシェアハウスの欠点を克服した「ソーシャルアパートメント」

ソーシャルアパートメントとは、「鍵付きの一人暮らし部屋」+「ラウンジなど充実した共用部」 で作られた賃貸マンション。一人暮らしのような生活と、ラウンジでの交流の両方を楽しめるコンセプトです。
東京、大阪、神戸、札幌などに39棟、約2,000戸を構えるグローバルエージェンツが運営しています。

そんな中、私が住むソーシャルアパートメント三鷹(三鷹駅から徒歩8分、部屋数48室)は、住居者は男女ほぼ半々、約30歳をボリュームゾーンとして、下は大学生から上は50代までが入居中。

入居者は、JR、大手百貨店などの大企業からベンチャーまで様々な会社員、フリーランスで働く人、アジア、ヨーロッパ系の外国人など、職業、人種、性別も適度にバラバラで多様性のある人々の社交場になっています。

家賃は共益費など込みで、8万6千円程度。水道、電気代などの共益費やWifi費用分を差し引くと、実質の家賃は7万円相当。同様の立地で、1DKだと平均家賃は9.9万円(※)。一人暮らしするより約3万円も家賃を節約できる暮らし方です。
※SUUMO検索で1DK、三鷹駅から徒歩10分以内などで指定した平均値を算出

具体的にシェアハウスの欠点のどこを克服しているのか見てみましょう。

ソーシャルアパートメントと他の居住形態の徹底比較

居住形態
居住目的
家賃
プライバシー
住人との
距離感
一人暮らし 高い あり 住人と交流なし
シェアハウス 家賃の安さ
or 交流
安い 少ない 深い人間関係
ソーシャル
アパートメント
交流 安い~普通 あり 適度な繋がり

ソーシャルアパートメントに実際に住んで分かった本音のメリット・デメリット

メリット

高校時代のクラスメイトと出会った時のような「一生の友達」が社会人になってから作れる。
週5回も共有部を業者が清掃するので、水回りの面倒な掃除がゼロで楽ラク。
③キッチンが広い&最新のキッチン家電や調理器具が揃っていて料理が楽しい。
➃自炊をはじめる人が多い(周りが自炊を頑張るから自分も頑張る)
⑤一人暮らしだと気づけない生活アイデアが共有されて暮らしに便利(料理のコツ、周辺の安い店の共有)
⑥作りすぎた料理のシェアや住人のおみやげなどで、食が充実。
入居者全員がグループLINEに入り、必要に応じた交流があるのが面白い(LINEグループ種類:入居者全体用、男性全体用、女性全体用、〇階フロアメンバー用、マラソン部など)
コミュニケーション能力が鍛えられる。(異業種、別世代と半強制的に交流する環境になる為)

デメリット

①内覧は一人一物件までしかできない(アパートメントは満室のところも多く、一人に対して多くの物件を内覧させていない)
インターホンがない(宅配業者に電話してもらい、玄関まで取りに行く仕組み)
 →他の住人が代わりに郵便物を受け取ってもらう文化あり
定期的な一斉清掃で、共有部に私物を置いておくと問答無用で撤去される
 →取り戻すのに数千円が必要。
ラウンジに来るメンバーは入居者の50%程度。入居者の数だけ交流があるわけでなく、約半分のメンバーはラウンジに一切顔を出さずに生活。
⑤鍵付きの部屋はありますが、若干の音漏れはあるので、テレビ音量や音楽などの音が大きくなりすぎないように気遣いする。(実家で家族で住んでいた時のイメージ)

1年3ヶ月住んで感じた、事前イメージと違った5つの部分


平日夜のキッチンの写真。同時に4人以上が使えて必要な調理器具も網羅されている。

「ソーシャルアパートメント三鷹」に1年3ヶ月住んで分かった事前イメージとの差をお伝えします。

人見知りでもラウンジに馴染むことは可能

元々、他人同士で住む場所であり、毎月人も入れ替わるため、新しい人を受け入れる文化が自然にできているので安心です。私自身、「入居して1カ月間は、極力ラウンジに顔を出して、一人ずつあいさつをする」を徹底したことで、人見知りでも馴染むことができました。

ラウンジは落ち着いた大人の社交場

入居者48人の中で、ラウンジに顔を出すメンバーは40%程度。平日の夜の場合、ラウンジに同時にいるのは2~6人くらいで意外にも少ないです。
日常的には、ほのぼのと2~6人で会話を楽しんだり、1人でまったりご飯を食べたりすることの方が多いのが実態。交流するか選べる雰囲気なので、ストレスなく過ごせます。

インターホンがないが、特段問題なし

インターホンがないことに入居直前に気づいて不安でしたが、宅配の荷物は配送業者と電話でコンタクトしながら受け取ればOK。不在時でも、例えばLINEで他の入居者にお願いして、受け取ってもらうこともできるため、特段困ったことはありませんでした。

高価なモノ・サービスの共有でリッチな生活ができる

高級なブレンダー、コーヒーマシン、乾燥機付洗濯機などを皆で「シェア」する仕組みで、生活の利便性は大幅にアップ。
駐車場にはタイムズカーシェアがあり、車を所有する必要はほぼないです。

部屋の音漏れはあるけど意外にストレスではない

テレビや音楽の音量が大きいと部屋の外に音漏れします。共同生活なので、音がうるさければ、そのまま伝えられる関係があるのでストレスではありません。実家で家族と住んでいた時のイメージです。

入居者用サイトも存在!SNSで、入居者全員がオンラインで繋がる

入居者用サイトで入居者のプロフィールは確認できます。SNSでも繋がっているので、SNSのオフライン版のような共同生活を楽しむことができます。

目的別にLINEグループがあり、その種類は多様。入居者全員、男女別、フロア別という定番グループ。普段の生活や全体イベントに関する情報共有をします。
一方で、キャンプ部、マラソン部、ラーメン部などの趣味別LINEグループで、趣味の合う人だけの繋がりもあります。

ソーシャルアパートメントがオススメな人とオススメでない人

オススメな人

・一人暮らしより家賃を安くしたい人
・地方から上京して人との繋がりに飢えている人
・20歳~40歳の独身で自然な出会いで恋人を見つけたい人
・人と交流するタイプの趣味がなくて孤独になりやすい人
・いろんなイベントを企画するのが好きな人
・掃除が苦手な人(水回りが共通タイプの物件の場合、全部掃除してもらえる)
・異業種の人や海外の人との交流をしたい人
・コミュ力を鍛えたい人

オススメでない人

・とにかく安ければ良いという人(一般的なルームシェアの方が安くなります)
・濃密な人間関係を求める人(一般的な一軒家のシェアハウスの方がオススメ)
・すでに平日夜や休日の予定がいっぱいで充実している人
・住人との交流を楽しむ気がない人
・40歳以上でネガティブ or 何かしらの魅力がない人(若者との交流に引け目を感じてラウンジに来なくなってしまう可能性あり)
・モノが多くて断捨離する気がない人
・水回りを他人と共有するのがあり得ないと考える人(実際は慣れの問題で、1ヶ月以内に慣れてしまうことが多い)

共同体の中で暮らす方が人間生活として自然

ソーシャルアパートメントでの生活を1年以上経験して感じたことは、今の方が一人暮らしより「人間として自然な暮らし方」であるということ。

今考えると、家やモノを全て「所有」して、共同体から離れて一人で生活を完結する暮らし方は、むしろ「生活の固定費も高い上に孤独になる」という「二重苦」な生活でした。

シェアハウスの欠点はすでに克服され、SNSとも融合した新しい暮らし方が再構築されつつある時代。都市部の20〜30代の暮らし方としては「一人暮らし以上に当たり前な暮らし方」と して、認知されても良い時期ではないでしょうか。